≪男尊女卑≫は正しいと思う。前半

まず、これは完全に私だけの意見。
唐突になにとか言わないソコ(なんでこんなにばらばらなの? は可)。


さて、この言葉で思い出すのは私は主にネットだな、現実の周囲には基本的にそーいう「女は黙って男の言うことを聞いていればいい」というよーなことを言う人間がいなかったので、私は長〜いこと。
これをフィクションの中のものとして聞いていたのでした。




まあそんなことはさて置き。
別にそーいう「彼ら」を擁護するためのものだったりはしません。
しません、つーか。


まあ簡単に構造を書いてみよーか?




『女は男に構われることを唯一無二の無上の喜びとし。
 優れたところのある女というのは、全て男を喜ばせることを前提としている。
 時に狂った女は男になりたがり、男の真似をすることや、男に逆らう「振り」をすることもあるのだが、それは男に構われない哀れな存在であるからにすぎない。
 多少劣った男であっても、男に相手にされない女にとっては、ただ男であるというだけで、それ以上もない喜びであるのだ。』




という確固とした信念のもとに行動しているヒトらにとっては「女は黙って男の言うことを〜」という言葉は、これ以上もない、恩恵に他ならないんだと思うよ?
それに対して反感を抱く相手に対して、乱暴になるのは無理もないよ。
だって、親切に仇で報いるなんて、もっとも許しがたいことじゃないかな。


正直、私らにだって覚えがあるものでしょう。
親切を裏切られて怒ったこと。
(そしてもしかすると同じくらい、滑稽だったことがあるのかもしれないね。)




この一連の意味がわからないアナタがもっとも勝ち組。けけけ。w
(見てみたいのならば、巣窟を教えられます。マジで。いるんだってば。)


≪男尊女卑≫というのは、今現代のそんなもはや亡霊みたいになった「彼ら」のことなぞではなく、確かに綿々と続く、社会構成のことを私は指します。




さてまず、もっとも多い誤解から解いて行こうか。


・「女である限り相手が“男”であるというだけで従わなくてはならないか」
というと、そんなことがありえるとしたら、それで社会が成り立つわけがない。


ちょいと考えて下さい、まず比較的閉鎖的な「村」を想定する。
余所から流れてきた男が、女に声を掛けて連れ去って行くというのを、その「女」の家族が奨励しますか? んなわきゃない。
そして、「家」の中にごろつきの男がおります、役立たず。
「家」に嫁いでいた妻は、彼の言うことを聞かなきゃならないか?
それでは家の秩序が成り立たない。


社会を構成するための≪男尊女卑≫つーのは基本これです。
「女」は特定の、親、親から委託された兄弟等、そして婚家の親、夫、せいぜいがそこから委託された相手の言うことだけに従うべきです。
それ以外は、「聞くべきではありません」。
当り前。
通りすがりの男の言うことを聞けという、社会規律なんてのが存在するとしたら、それは社会を成り立たせる上でもっとも障害になりますな。




簡単にいうと≪男尊女卑≫の「男」は、性別としての男性とは微妙に違う、とある一定の役目役割を持った相手を指しているわけです。


「女は黙って男の言うことを聞いていればいい」


つー全くの関係のない他者に対して吐かれた言葉を(遠ければ遠いほどおかしくなります)、上であれだけ念入りに馬鹿にした理由がわかっていただけるかと思います。
通りすがりの女にこんなことを≪男尊女卑≫の成り立っていたはずの当時に、怒鳴っていたりしたら「その女を所有している男」に対する侮辱にしかならんでしょうね。
本気ならはっきりいって単なる狂人。
ただし、もちろん自分に属する女に言う場合は、馬鹿にだけしてられませんが。




ではなんで、男に「指揮権」が与えられていたか。
は、よくわかりません、こっからは単に推測になるかな?


翌日に続きます。