第4話「人喰いサラセニアン」



なんて汎用性が低い怪人ですかッ。


という突っ込みにとりあえずは留めたいかと思います、食べてないじゃん! もありでしょうか、あとショッカー怪人がヒーローに捕まった時に、どんな血沸き肉踊る拷問が行われるのか放送コードは、多分昔も見ていただろう(今わざわざってのは少ないんじゃねぇ?)お子さまたちはどうだったんだろうか。
とか、趣味の悪いときめきに捉われましたものの。
基地聞き出すシーン省略かよ?!


我ながら、かなり本気でどうかと思わないでもありません。
別にまあ、あんな顔が濃いんだか長いんだか知らない顔の怪人とか好みじゃありませんけれどもー、そこに拘るのはますます不味いですかひょっとして。




サラセニア、という食虫植物が実在しているのかな、とか調べたくなってみましたものの(多分あるんじゃないかな?)、ここはぐっと堪えて。
でも、あの花弁の形なんかからみて多分、あの中に虫を誘い込んで蓋をしてしまい、その中にある消化液でじっくりと溶かすという仕組みでしょう。
しかしー、あの「人喰いサラセニアン」ちゃんてば。


鷲掴んでぎゅー、と抱き締める形ですか。
んでもって、あれですよ、取り込む場所は土の中。


食虫植物である必要はどの辺にあったのでしょうか。
ていうか植物に土をせっせと掘り返させるおつもりですか、ヒト(じゃねぇ)には向き不向きというものがッ。


しかも、そうして取り込んでなにをするのかといいますと、「人体実験」に耐えるかどうかの試験だそーですよ。
食べてないじゃん!!
ああでも、きっと虫以外食べたくないんだよね、サラセニアンちゃんはッ。
(なんでだろう、ちょっとだけ可愛いなと...orzありー?)




いやまて、タイトルでは食べてる、うーん。うーん。
わかったよ、きっと試験が駄目だったヒトを食べてるんですよね。
なんか2万ボルトに耐えさせて、次に5万ボルトに耐えたら人体実験に使ったりするようです、よくわかりません、なにを計りたいんだろう。
「悪の組織」の考えることは難しいです。
(嫌味でなく)(とりあえず、味方が増えすぎても大変だという観点かしら。)


そして多分、あれも食べられたんですよね。
ショッカーの捕まった戦闘員も。
ぎゅー、と胸に抱き締めてる、本来ならば色気のあるはずのシーンがものすごくとても目に嬉しくなかったです、ショッカー・メイク嫌いー。
ていうか、男が抱き締められててもさ(ぶつぶつぶつ)(えー)。




いや、どこまで怪人で引っ張るのかという感じですが、今回はショッカーが仮面ライダーさんに放った刺客ではなく。
とある植物園でせこせこと人を捕まえていたのですが。


目の前でおねーちゃんを浚われてしまった幼稚園児の子が、ヒロインとその友人と出会ったことでライダーさんのほうに話が持ち込まれまして。
すでに6人も消えてたら、「妄想〜」で話は済まないと思うんですけれど。


食虫植物「が」というところを信じなくても、地下にトンネルを掘っているわけなんですから(怪人だけなら土をすり抜けられるのかもしれませんが、ほとんど無傷で人間を遠くの基地にまで運び出してるんですから、相当の広さのトンネルがないはずない)。
調べれば一発なんではないかと思うのは。
なんか私が無知だからでしょうか、それとも無粋ですかッ。


でもね、その女の子が一人目もしくは二人目だったらそんなにも間抜けには聞こえないと思うんですけどもーっ。
ちょっと怪しいけど、自分は信じるよ、で格好いいじゃん!
7人も連続して植物園の回りで消えてたら、どんなぼんくらでも動くよ常識的に考えてもっ。食虫植物が、というところなんて気にしなくてもいいじゃん。




というわけで、男の子にプラモデル(結構わりといいぞ)をもらって、「おねーちゃんを探してー」という約束をして、その約束を叶えるといういい話です。
不満があるわけではありません。
別に私はそんなことに腹黒いわけではありません。


ていうか、ヒーローの、子どもに向ける笑顔はかなり良いですよ。


ただ、、、「お姉ちゃん」さえ助かればあとはいいやー。
的に見えちゃうですよね...orz
きっとそんな意図はないと思うんですけれども、なんかもうちょっと構成考えて欲しかったなぁ、危機一髪、てのはまあ必要な演出なんでしょうけどもさぁ。
(別の男の人が実験にあって、で、その後にー、て展開は必要だったのかなぁ。)