【第8話】夢の守り人・後編



でも、ゆーじ君が来たところはすごくいいと思うのさ。


やっぱり来た、やっつけサスペンスですが、もうちょっとでいいんだから真面目に設定しろよ。。。
時間配分がどうとかじゃなくて、純粋にどうでもいいんだなと伝わってくるところはどうかと思いますのよ。勘違い、ちゅーか台詞なんか多分どっかからの借り物。


まあ、「それ」に対する制裁を書きたいヒトなんだなとはわかるけどさ。
いや誰がそんな作り手の細かい趣味まで知りたいかっちゅーのorz




でも、怒りは良かったな。
さすがにほとんど全精力を注ぎ込んでいただけあるよね。
実は、見ながら書いてないレビューは今回が始めてだったりします。


良かった。




なんつーか多分ドラマ部分を担ってない(ビジュアル面ていうのか?)、二人の美形が他人の夢を口にするってのが、逆手に取られた感じに良かったんですよ。
「らしい」が素敵だなぁ。
いいね、こういうシンプルなの。




えーと、たまにはあらすじを書くと(リンク貼るようにしたせいで、説明が一層少なくなったネ、説明ばっかもあれだけどさ)、「俺より才能があるヤツは許せない」という電波おやじに、手をワゴンで轢かれてしまったのなら業務上過失傷害で捕まると思うんですが。
わざとじゃなくても。
ていうか、手だけ「偶然」轢くってのがどれだけ大変なことかと!
その種の職業のヒトが聞いたら怒りそうな超技術ですよ!!


あーでもまあ、オルフェノクになって、ヒトを殺す義務が出来た時に単にそーいう基準で選んでったというのなら納得いかないでもないですねぇ今気付いたけど。
誰殺してもいいんなら、趣味に走るのも有りだよな。うん。
見てる時に気付かなかったのは私が鈍いだけ、かな?
説明なかった気がするんだけれども、おい子ども向けよ。
(他の演出部のわかりやすさとの釣り合いも取れてねーぞ。)


あ、でもそっかそっかー、あの超感覚があれば「手だけ轢く」という高等技能も可能なんかもしれませんね。
説明しろよ。なあおい。
そーいや、警察にもオルフェノク関係からの介入があるっぽいし、それで逃れたっちゅーのもありなのか。
うっわぁ、、、どれもこれもそこそこ説明つくじゃん。




で、自分が轢いた海堂くんが認めたギター少年をも、さーてやったるかとバイクをいじってたら結花ちゃんに気付かれて(それ以前からあれ? と思ってたからだね)。
の、あとなんですよ、文頭のゆーじ君の登場。
ちょっとコートでそうかな? と思ったけど、このシーン良かったなぁ。


海堂くんが結花ちゃんに頼まれての、ゆったりしたギターの音の中でのどっかしらゆったりした戦闘。切り替わっての、アクションぽい音楽での戦闘。
なんかそれも良かったっス。
しかし、毎回戦闘シーン面白いなぁ。
仮面ライダーの「戦闘」は基本あんま好きじゃないんですけどね、どつき合いだし。ああいう着ぐるみ同士だからしゃなあいんですけども。まあ。
だからって好きになれるわけでもさ。。。




「夢」ちゅー、抽象概念を語るならば、胡散臭くなることは避けられないんですが、いや嫌味じゃなくてどうしてもね。どーにもこーにも、語られ尽くされたことだからしゃあないですやん。
その胡散臭さを半端に避けようとせずに、真っ向から受け止めたところは本気で素晴らしかったんじゃないかと思うんですよ。特撮向けかどうかは知らねー。
でも、対象年齢に向けてって考えるといいのかな。


ゆーじ君は海堂くんに。
たくみ君は真理ちゃんと啓太郎くんに、それぞれ夢の話を聞いて、それを理解出来ないのだからせめて守るっていう、そういうタイトルに帰結するところもひどくシンプルで他になんもなくてそこがよかった。
(しかし、なんもないのはサスペンスがやっつけだったからか。;)




あと、ギターが良かったですね。
この曲が売ってるなら買いたいってヒトの気持ちわかるなァ。


えーと、余禄的に面白かったのは、ファイズたんがバイク変形のロボットを、文句言いながらうりゃっ、と蹴り倒したところと(可愛いw)。
結花ちゃんの、人間形態のままでの飛び上がりシーンですね。
ゆーじ君より純粋に、断罪者めいててこれも良かったな。


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