【第5話】3人と3人・前編

仮面ライダー555 VOL.2 [DVD]

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≪密林.com≫

もンのすごく眠い...orz


『555』自体はたるい気分にぴったりなんですが、いや、ドラマにおいて棒読みがあんまり気になんない展開って一体なにって感じですが。
いやだって、私(通常の三倍鈍い)がわかるほどの棒読みなのに。
なのに、なんかそれ以前に話がすごくやっつけで進んでるっていうか!


本来ヤマじゃないのこの展開って?!




あ、いや、たくみ君チームのほうのは、ちょっと健闘してたかと思います、唐突に現れた過去にまつわる喫茶店のマスターもまあ予想はなんとなくついたけど、許すって(何様。)気分になれたし。
真理ちゃんはいつも可愛いし(拘るところはそこか)。
たくみ君のプライドはちょっといくらなんでも安すぎるし。


啓太郎くんに借りを作りたくないから、真理ちゃんが啓太郎くんからお金を借りて、又貸しするという状況は。それ、素直に直接借りたほうがまだしもだと思うの。。。
ていうか、真理ちゃんもなんでそー、たくみ君の言動がわかるんだー。
誰がそんなで普通納得するか、あほー。




でも真理ちゃんを引っ張って逃げるシーンがセットで可愛かったので、大抵のことは許せますし、「人を裏切るのが怖い」ってのは。
あの内容なのに、なんかちょっと、良かった感じかもしんない。
今までとのギャップなのかなぁ。わりと苦手めな展開のハズなのに。
(それとも特撮漬けの日々で感性が鍛わったのか。)




あと、冒頭の結花ちゃんとゆーじ君の出会いシーンも良かったです。
うーん、棒読みっちゃあ棒読みっていえるんだけど、てか、この子たち本来、そんなに表情がないってわけでもないはずなのに、この回はやたらと無表情で。
それは案外、その状況に相応しかったのかもしれないですね。


んでも結花ちゃんが可愛くなーい(だからそこか)。


差し伸べた手を、「仲間だよ」という言葉を。
自分の混乱する感情を、どう処理するのかというのに、ぐるぐるぐるぐる混乱していたのか(ひょっとしたら役者さんも混乱してたのかもしれんという気もする、だってどう振舞っていいのかすごくわかりにくいことじゃないかと思うし)。
今までの生活との断絶、て言葉をゆーじ君がぼそぼそ言うのも悪くなかった。


スマートレディもまあいい。最初からあんなだし。
常にテンションが全く変化しないのってのはよろしい感じだし。




たださ、、、「教育係」なにあれ。


たくみ君たちのこと伺ってた時の演技は自然だったじゃ→ん?
なんで詰めて話を進めるってなると、あんなふうにのたのたのそのそ。
ていうか、悪いのは脚本なのか? もうちょっとわかりよく、自然に言えばいいものをもたもたもそもそと、なんの説明だか全然わからんわーっ!


あのさぁ、冷徹クールな役じゃなくて、狂気を孕んだ静けさみたいなふうに振舞わなきゃなんなかったんじゃないかしら?
テンションが静ーかで、どっか職人的なのに。
口にするのがマルチ商法やら、信仰宗教チックな内容だと演技が下手とかなんとかじゃなくて、違和感で小首傾げちゃうよ! たるい気分飛んじゃったよ!!
(「人を滅ぼす」という設定の回を、のったりした気分で見るのネ。)


多分棒読みだったの、そのせいじゃないのかなー。
こっちの役者さんの混乱ははっきり言って致命的だったよーな。


誰だよこれ書いたの、設定部分にもうちょっとでいいから人情ドラマ部分の気力を注がんかい。明らかにそっちに比重が行き過ぎや。
ていうか、雰囲気を構成する気がないのなら、いっそスマートレディのノリのまんまで「人を殺さなきゃなんないんですよぉ♥」のほうが逆に不気味でよかったんでないの。




ていうか、そんなこんなな回でした。
本来かなり重要な回だったんじゃないのかな。別にいいのかなぁ。うーん。


ラスト付近の「オルフェノクの死を教えてやる」というのは、全くもって電波。
寄るな電波がうつるっちゅー感じですよ。
こういう時こそご都合主義精神を遺憾なく発揮し、人を殺せと言われてしまって、逃げるゆーじ君と結花ちゃんの前に偶然やられた教育係が倒れこみ。


この際だ、完全な死を見ておけ。
とか言ったら全然絞まっていいシーンだったような。。。
(でもラストに“偶然”現れた新しいオルフェノクのところはなんかよかったです、あれはいい引きだ。)


しかしやっぱり、まともなヒト(オルフェノク)はとっとと死んでしまうのですね、説明やら説得をさせると電波が飛びますが、それ以外の時は全くもってまともそうだったので非常に残念です。


あ、今回の戦闘シーンは新味がなかったので省略。
しかしファイズたんはいい尻だ(ねぇ)。
やっぱりその寸前の逃げるところが醍醐味でしょうかねぇ。
真理ちゃん可愛かったなぁ(どこまでもそれか)。いやいや、お掃除ルックもなかなかに捨て難いんですが。


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