【第3話】おれの名前・前編

ていうか、こういうドラマ的な安っぽさは嫌いではないのですが。


真理ちゃんといぬい君の掛け合いはグラム単位いくらという感じでとても好きです。普通騙されないよ君以外。。。
心配なら心配って言えばいいのに。
しかしこう、一緒に夜をすごしてもあらぬ方向の心配がいらない二人です。
そのうち、完全に真理ちゃんも慣れるでしょう。
てか、お似合いっちゅーか、お似合いよね。
擬似家族としてすごすことになるらしー二人なのですが(まあネタバレだけど、私みたいな話を知らん人間が知ってるくらいだし)、この時点でなんか家族っぽい。




結花ちゃんパートは(何故に女の子だけ名前を把握しとるのか;)、まあ、安い。安いですが、下手にこの子の責任を感じさせるよりは楽でいい。
周囲、戯曲かっちゅーくらい酷い態度ですが。
案外「正義」に酔ってるとこういうことするよね。


つーか、≪オルフェノク≫の適合者のパターンが見えてきたなぁorz
私は十中八九、適合しちゃうでしょう。いや、あはははは。




啓太郎くんは、うっとーし→!
ええい、こんな子が実際にいたら放置して忘れ去るわっ。
(多分相手にも嫌われるよーな気もする。)


でも啓太郎くんが結花ちゃんの心の支えってのはわかるし、たとえばオルフェノクの変身で混乱してる時ですら、この子になら頼ってもいいように思うかもしれない。
普段は嫌だよ?
でも、ぎりぎりの、危機的状況の時に信じられる。
そういう意味では、こんだけの展開でそう見えるのはすごいやね。




しかし、金も渡さんと買い物をさせるってのはどういうことだ。;
結花ちゃんいじめより正直不快だぞ。。。


初回にも書いたがシンプルな話だなぁ。




あ、忘れてた、オルフェノクに変化してしまい、ついには昔の彼女さんのことまで殺してしまったゆーじ君ですが。
彼女が悪い、とは思わないけど。
ゆーじ君も別段悪いとも思わない。捕食に近いねこりゃ。


てか、警察に、あのヒトが殺したんです! と言ったのだって、異様な怯えだって結局のところ、罪悪感があったからだと思うしね。
せいぜい不快なのは、媚びるよーな言動だけかなぁ。
でも理解できないわけではないよ。


そして、そういうふうに感じていても、彼女の灰となって崩れる体を当り前のように置き去りにして、顔色一つ変えないゆーじ君のこともわかる。
襲ったところまでは人の理屈。けれど喰らったあとは獣の理屈ね。


決別っていったほうがわかりいいか。
まあ私はそういうふうに解釈したというだけですが。




スマートレディの頓狂な行動は実に良いのデスが。
「社長」の残したカードの伝言はどうかと思うの、なんでホラー仕立て。;
謎めいたことはせめて、対面で言いましょう。純粋に間抜けです!


つ、突っ込みがいないんだよなぁ。寂しいなぁ。
(真理ちゃん、いぬい君、啓太郎くんとこから、誰か一人突っ込み廻してあげてよー。あっちは突っ込み過剰だしー。)




今回の戦闘は、いぬい君がそこそこ手馴れていて、武器が収納されていることを理解してる辺りがなかなかに面白かったっす。
うんうん。銃は便利だよねぇ。
うむー。戦闘ヒーローのことをなんだと思ってるんだろう私。


で、ところで、真理ちゃんに怪我をしたって嘘つかれて、すっかり怒っていたいぬい君が(うんうん、善意を利用されたら悲しいよね、でも騙されたのは自業自得?)。
「真理!」
とやられ掛けちゃった真理ちゃんを呼ぶシーンで妙にときめきました。


これってあれ? カップリング趣味なのかしら、それとも、真理ちゃんの「調教」が段階進んできてるよということに対する感動なのかしら?
(まだしも前者にしときませんかー。)


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