#1 農大菌物語

正直、アニメや漫画の扱う範囲も広がったもんだよなー、ということも思うわけですが、農大の発酵を主に扱う研究室と「菌が肉眼で見える」という、“もやし屋”の次男坊の話というとあまり全貌を伝えていない気がするわけですが。
菌が見える、しかも可愛い可愛い頭部に、おまけのような身体がついた。
紛うことなき愛玩動物体型、ぬいぐるみがすでに計画発売を待っているような状態というのはファンタジーではあるものの。


大学の構内でアラスカでは御馴染み、キビヤック>Wiki)を作る学生と教授、というのがリアリティがあるのかどうか、と聞かれてしまうと、いるのかいないものなのか見当を付けることすら出来ないという。
えー、アザラシの腹を割いて中身を取り出し、そこに鳥を丸ごと積めて地面に埋め、アラスカの地ですと4〜5年、日本だとかなり早く作れるよ、、、ということはやっぱり実際に試した人はいるわけですね。
そしてそのあとが凄まじい、肛門に口を付けて中身を啜るのだという。確か、パンに付けて食べるというのも聞いたことがあるのですが(キビヤック自体はそこそこ知られてると思います、作中でも一年生が知ってたし)。人間の死体とも間違われるような悪臭って。
それは食べられるものなのかどうかがわからない...orz
アラスカで作られるものの臭いが少なめであることを祈るばかりです、いかにも雑菌多そうじゃないですか日本、高温多湿。しかしなあ、乳酸発酵が主だと言ってたので、あれも癖があるといえばあるしなぁ。て、あれ、乳酸てなんだろ??
まあ、一年生と一緒に拝聴していくしかないようです、それにしても菌可愛い。