第42話 旧友の来訪

サコちゃんが実はじーさんだったんですよというお話。


つーか、体感時間は変わらないってことになるのかなぁ? 「ウラシマ効果」というのはむしろ私の世代なんかだとフィクションのほうで馴染みがあり、小さな子なんかはもう知らないでしょうね。幼いからというより世代の差。
(私より年上だと実知識として知ってるのかも。)
いわく、「光の速さに近くなれば物質の時間経過は少なくなる」という。
実はこれ、ジェット機なんかでもそういうことがわずかながら起こってるそうです。
立派に身近な現象ですな、まあ実感はなかろうけどな。


ところでこの回。
久々に学芸会を見ましたネ、いや、最近全体の演技力がずいぶん上がったなー、とか考えていたんですがよく考えてたみたらほとんど演技はゲストに譲ってる回が続いていたんだなというか。
その前がまたどシリアスな(表記これでいいんだろうか、どうしても「ど」が付けたかった...orz)話だったから演出がかなり比重を占めていたわけだし。
やっぱりコメディにはまだ若手はキツいな、テッペイちゃん置いといて。
(そしてミライ君は常に変わらないのが売りなので問題ありませぬ。)


つーか、彗星の回はもうちょっとはっちゃけてましたが(あれもシリアスなんだかコメディなんだかかなり怪しい妙な回だった)、そういう意味ではいまいちで。なんか落ち着かない回でしたよ。


「偉い人が来る」という重みがないのはわかるけど。
そして今までそんな展開かけらっほどもなかったからしょうがないんでしょうが。
なーんかちょっとこう、あれは、うーん、もう少し。いやでも子どもにはそんなこと関係ないんだろうしなぁ、楽しいのなら仕方ないんですけどやっぱりもう少し。




というわけで、偉い人が来ましたよ。


それがなんかサコちゃんのマブダチだったんですよと。
しかしあの「よお、サコっち!」とどっからどう聞いてもついうっかりと出たというよりは、熟考に熟考を重ね、っていうか面白がってわざとらしく聞こえるように言ったようにしか見えず。いや多分そーいう演出だったんだと思いますよ。
2度めにみたら降り立った時から笑ってるもん、タケナカ総議長。
(↑名前覚えてるし。)


ちなみにこの役者さんは、ウルトラシリーズのレギュラーで3個ほど名前を持ってるらしいので(もっと多かったらすまん)、えーと、円谷の好みなんじゃないかと思います。
あれ、途中でなに書こうとしたか忘れた、まあいいや。;


で、ジョージさんが微妙な顔して「40も離れてるのに」と二人の仲を訝しがっていたわけなのですが、そっちの話題みたいに聞こえるのはわざとですか。前科が二個もあるのでどうにもこうにも信用出来ないのですがー。
盗み聞きの概念を知ってたのは偉いと思います、ミライ君。
というか、そそのかしちゃ駄目ですリュウちゃん。




話のキモとしては、うーん、サコちゃんが(ここは田中実さんがとちょっと書きたかった)(世代が違う人と対等の雰囲気を作る演技ってなかなか経験できないよねぇ)、ゆっくりとタケナカさんに過去を語り始めたところでしょうかね、やっぱり。
んー、ある意味で、≪日々の未来≫系の話だったのかなぁ(一番好きww)。


そこにコメディまで突っ込んだらオーバーフローだよな、そりゃ...orz


サコちゃんが地球から飛び出して飛行実験を繰り返す日々の中、出会った円盤群とゾの付く皆のお兄ちゃん。
「また会う日が楽しみだ」っつー含み笑いみたいな言葉がエロいっす。
ヒカリ絡みの時もいちいち単語や動作がやらしいと思ってましたが(人聞き悪)。
あとついでに、背びれが色っぽかったです。


母が玉蜀黍玉蜀黍と言ってたレッドキングちゃんと、ゴモラちゃんはまあこの際、付け足しということで。
いやだって本体じゃないんだしー、ほら。
ちなみに次のボス敵(ラスボスではない多分)まで出してくる辺り、詰めに詰めに詰めまくりやがったなという感じですか。しかし見てる時から思ってたけど、久々に忙しい回だったんだなー。




セブンと初代のミッシングリンクをつなぐがどーとか。
(やんないよな、過去自体をいじったことは実は一度もないしメビウス。)
サコとゾの兄ちゃんの関係判明か?! という期待があったようなんですが、まあこれも考えてみれば数話めですでに噂になってたくせに引っ張るよなー。
しかも一度も本篇でなに一つ明言していないという(実は)。