第11話、最後の約束に込めた想い!

なんか正直、話がきつきつに詰まってなかったかな、というか。。。
理由はよくわからないんですが、ちょっと説明不足かなぁ、というところがぽちぽちとあったんですがそれがなんでかというのはよくわかんないです。つーか冥王星の敗因はさすがに孫のことは可愛かったからなのではないのかとら、と疑ってみたり。
いや別にいいんですが、なんでまた手ぇつなぐ必要が。


これきりだし触っておこうかなー、と思ったんだとちょっと酷いですよ、リュウさん。
(ところで珍しい名前でもないんだろうけど、『メビウス』の隊員と同じ名前でカタカナなのでちょっと書くたんびに戸惑ってます。)
というかかなりネタバレってるような気もしないでもないんですが。
まあドラマはなんとなく最初からそれが匂わされていたような気がしないでもないしなー、それに今までのリュウという少年の描き方から、ちょっとこう変転が考えにくいというかなんというか、いくらなんでも変化が急激すぎるというか。
もうちょっと躊躇った描写とかあったらそれっぽかったかな、という気はするのですが、そちらのほうが正しかったのかどうかとなると想像は付けにくいですね。
この辺についてはこのくらいの兼ね合いでよかったような気もする。


というか、大概、かなり無茶な計画だと思うんですが、シャンパンタワー。
実際にやってくれたらまた全然違ったような気もするんですがそこはどうでしょうか、ぶっちゃけ、事件の再現映像ではやってたかどうかよく覚えてないけど(をい)、キュウが実験してなかったのは事実で。
ちょっと間抜けな絵柄かもしんないけど、やってたほうがいいよねぇ。
つーか、あれって「思いつく」ことが可能なのかどうかもよくわからん。
説明されても可能かどうかに迷うというか、上のほうは固まっても下のほうは無理なんじゃないかしらというかなんというか、そもそも最初に無理に入った時にグラス割れてたらどうすんねんというかすげー無理があるように聞こえてしまうわけですよ。


だから駄目ってーわけじゃなくて、もうちょっと説明せんかいと。
あと、そこに至るまでにもう少し段階踏めないのかと。


それがテーマじゃないと言われたらまあ実際その通りなのかもしれませんが、そしてこの手の感動的な展開がいまいち乗れない人間にとってもそれなりに聞いていられるというか、いい話だな、とは思うことは思ったけど。
そこだけ盛り上がられても、ああ上手いね、としか感じないじゃん。




というか、リュウがなんでまた逃げ回っていたのかというのも結局説明されなかったというか、まあ補完できないでもなかったんだけれども一言なんかあるべきだろうとも思うし。そもそも犯人や被害者の周りをうろついていたらしいことも謎のまま。
コーヒーパックが実は“別”だったというのは構わないんだけども。
そしたらその確認なりなんなりもないのかしらというか、別にこれ、なくてもいいけどあってもいいよね。まあ驚くには驚いたんだけど、これってリュウの仕業にならなかった可能性も高いわけでほとんど偶然に近い。


だいたいが逃げ出さなきゃ完全に無意味というか。
そこまで見透かしていたんならそこも言及が欲しいというか。
7年も前から自分の孫のための罠を作ってたという設定にするのならば、その辺も必要なんじゃないのかなー、殺人自体をコントロールするっつーのは納得いかないでもないかなーという分、なんか足りないかなというか。


なんというか凄みとかそういう方向は求めてなかったのかなぁ、という気もしますが。
面白いというには、足りなかったなぁ、というか、だったら完全に切り捨てちまったほうが良かったかもしれないというかなんというか。探偵とか推理とか殺人事件とか言ってるけど、構図としては単に因縁の敵というかアクション番組ばりだったなー、というか。
アクション番組でこんなでも別に全く不服はないんですけどね。
説明なんておまけだし。


しかし推理主体の番組でプロセスがおざなりにされていたらどうしても不満は残るというかなんというか、それがテーマじゃないのなら、もっと完全に別の切り口にして欲しかったかなー、というかなんというか。




まあ、友情物語としては結構面白かったです。
リュウとキュウの仲もだけど、ちょっと微妙なメグとか他のメンバーも。あと案外、冥王星とダン学長も。それにしても、孫が若いとじじいも若いな。
俳優が若いんだろ、と突っ込んでもいいんだけど多分実際に祖父と孫で成立しそうな差があるんだと思うしねぇ。。。


むしろあんまり好きじゃない方向がわりと良かったというか。
でもやっぱり“探偵”学園としては消化不良というか、なんか全体的に丁寧って気はしなかったなー、というかそのためには単に二時間くらい必要だということなのかもしれませんが、前篇は面白いんだけど後篇(つまり謎解き)がいまいちだし。


そんなのは目的じゃありません、と言われたらそれまでなんですが。
やっぱり、幾つかの意味でなんか半端な感じだったなぁ、というのは否めません。