修行その２３グレグレ！スケ番キャプテン

私がこの手の展開の話がどのくらい苦手かというと、途中で我慢の臨界点をぶっちぎってＤＶＤを電源ごと止め、しばらく記憶の彼方に封印しておいて前半の記憶が途切れた頃にまたチャレンジするというかなんというか、そういう感じなのですが。
いくらなんでも苦手すぎるというか、なぜ鼻で笑えないのか不思議です。
この系に感動するとか、素晴らしいと褒め称える人がいるのはさすがにお目に掛かったことはないもので、まあ基本的には笑いのツボが合うかどうかなんですが。

いえ、意外とフツーに今回ラストまで見ました。
何度も頑張って見通してるうちに慣れたのかもしれません。
やっぱりなんというかこう、笑えるというか面白いとかはなかったんですが、耐え切れなくなるということはなかったです、目出度いです。

とゆーか、ランちゃんてどんなにメイク濃くしてもばっちり垂れ目ですね、むしろそれを強調してましたか。いやそもそも、普段垂れ目って思ったこともないのでやっぱりそういう方向性なのか。
吊り目、でもないし、アーモンド型の瞳って感じですね。
とするとなんだろう、あのばっちり垂れ目メイク。
見ているお子様たちに違和感を身体的に覚えさせる訓練とかそんなところなのでしょうか、どうせなら（セーラー服が苦しいということはなかったです、いくつくらいか知らないけど立派にファニーフェイス）もうちょっと可愛いのでも良かった気がするのですが。
『スケバン刑事』だと可愛いぞー（趣味に走るか）。

理屈はいいんです。

なんかこう、ツボを突かれまくったせいで“スケバン”になっちゃったよと、もはやツボを突かれすぎているので戻し方がわからない、一生このままかもしれないって、よもや仕込みませんでしたか猫。せめて敵の能力がどうとかそんな設定ないんですか！
突っ込みを入れる相手がなんかそこはかとなく制作サイドになってますが気にしない。
むしろ普段、明言して脚本家さん（監督はよくわからない、せいぜい褒める部分くらいしか）に言及してるかもしれませんが、なんかそういう気分にもなりません。

まああれですね、説明する気が大してないという結論でいいんですよね。
その前にランちゃんがリーダーに任命されて、すごーく張り切ってるとのことでペンギンとゾウが揃ってやって来てました。そうか、来週はコウモリと鹿か！（一足飛び）
そーいや先週はサメとゴリラだったなー、と懐かしく思い出してました。
懐かしくってほどかよ、と自分突っ込みしないでもないんですが。
あの時点でその組み合わせになんか恣意的なものがあるとは奇麗さっぱり気付いてなかったのでちゃんと覚えてなくて記憶が薄いのですぶっちゃけ。

でもこうやって組み合わせ変えてくのはちょっと好きかもーｗｗ
敵にツボを突かれまくって、スケバンになる前の、リーダーの段階からそういえばちょっと微妙というか、熱意が空回ってました。ジャンさんカップラーメンとか作れるよーになってたんだね、ラーメンはわりと難しいと思うから箸の使い方も上達したのかな。
いつものことですが、皆あんまり言うこととか聞くわけじゃないですね。
それぞれ個性ばらばらだもんね。

なんつーのか、「思い上がって」失敗をやらかすというか、単にフツーに未熟というのがわりと『ゲキレンジャー』を好きな所以なんじゃないかと思うんですよね。
あらあらｗ　で済むもんな、正直。

正直、明らかに“大人”に見えているキャラクタが各人の持ち回り話で唐突に精神年齢が下がるって展開はキツいからなぁ。。。
いや、極端に特徴や失敗をエピソードとして持ってこなければ、その話自体がわかりにくいっていう事情そのものは納得してるんだけどね。しかし私のヲタ脳には辛いのです。
なにも野生児だったジャンさんに限らずともランちゃんもレツさんも立派に未熟ですとも。
でもねー、戦隊シリーズって子どもが大人に近づくほうが個人的には正しいと思うの、だってスパン一年だよ（そこなのかよ）。

えーと、すみません、ランちゃんがグレてスケバンの格好になり。
ところでそもそもネタが通じるのかしら、と激しく思ったんですが、案外あれですね、女装芸人とかいるしそれなりに間接的に知っているのかもしれない、とも思わないでもないんですがやっぱり母親世代か、でも私の年齢だとすでにリアルタイムで知らないぞ；

ミキさんが元スケバンだったという過去を生かして、ランちゃんを止めました。
ところで今回「グレグレ」と表現したのはレツさんでしたか、ちょっと確認したあと喜んじゃったよ。あとびみょーに、ジャンさんがランちゃんに説教してるってところか驚きポイントだったレツさんとか。
叱られるほうがずっといいー！　という結論に達するところとか。
うん、君たちは毎度思うけど三人必要だよ、本当に。

あと、なんで技が解けたかとかももういいです。
「腐ったみかん」のネタを本気で考え込んじゃいました私は昔から根性ドラマが万遍なく嫌いでした。いくらお美しくてもミキさんはセーラー服微妙でした。
てか、思い切りよく熊兄さんのこと忘れててすみません、本気で覚えてませんでした。