#2 陣川警部補の災難

正直よもや、再登場するとは思っていなかった“第3の男”ですが。
なんですかね、亀ちゃん以前にも確か「もうやだー」(右京さんを)と出て行ってしまった人とかいたような気がするのですが、亀ちゃんが来る以前は本当の特命係ではないということなのか、事件一個でも関っていたからなのか、まあ、自分の意思で出てったわけではないからだよー、というのが妥当かしら。
今回その彼、陣川さんが転落現場の側にいて。
身分証明をすることが出来なかったので(ところであの服なんですか一体、変装ですか)(でもだったら警察手帳とかちゃんと携帯しとこうよ)、特命係が呼ばれ。


どう考えても明らかに、彼が黙秘したせいで誰にとっても話が大事になっていたわけですが、、、案外まあ、それが事件解決の糸口になったといえなくもないのか。階段からの転落にしては勢いがあるので疑われてたわけですが。
どうも、ストーカーかもしれなくて追われた結果ならそんな無理もないねと。
とはいえ、その、人から頼まれたということすら陣川さんは喋らず(警察に黙っててくれ、という意味じゃなかったと思うのよ)、右京さん以下が調べたわけですが。


ちゅーか、よく考えたら事件そのものはシンプルというか。
動機も事件そのものもほとんどどうということもないのですが、意外と面白かったのはやっぱり陣川さんの成長モノだったから、という解釈でいいものなのか。でもその成長って、よくよく考えたら「ちょこっと落ち着いた態度取ったよ!」だけな気がしないでもない。
とはいえ、やっぱりよく考えたらもともと他にさして欠点がないのかもなぁ、彼。