第11話、各々の居場所

ぶっちゃけて、ヒロインか君は。>コタローくん
(シオリちゃんが怪力らしーので、まあヒーローサイドでは最弱かもしれんが。)
(いくらなんでも天音ちゃんまで含めて考えるのはなんだ。)


しかしなぁ、正気を失った橘さんの前に飛び出すのはやりすぎじゃないかと!
そしてなんで後輩のことは超平然とぼこってたのに(少しは躊躇い見せようよ)、コタローくん相手だと思い留まるんですか。今まで接触ほとんどないけどさー。
てか、あんまりにも簡単に正気を失いすぎだと思います。
ちょっとアンデットに電波で語り掛けられただけじゃーん。
なんで正気に返るんだよ、という白け方ではなかったよ。




まあ正直、わりとそんなことも気にならなかったのですが。
いつ見ても仲間割れっていうよか痴話喧嘩だなぁ。
前回からの引きはベタ展開を見せたわりに、それなりのキャラクタの高揚があったというわりに、なんかこう、盛り上がらないのが『ブレイド』というか。
否定的意見ですらないんですよ、別にいっか的な。


この回は他に橘さんの元同級生(で今は恋人未満友人以上? 普通に恋人?)の小夜子さんと、剣崎くんたちとがばったり会ってみたり。
ミュージシャンがどうとか、新しいこと世界がどうとか。
親の拘束、誰もやってないことを、なんてぇ痒い話題がー(をぃ)。




カリスさんが天音ちゃん母子の喫茶店を飛び出して、そのほとんど直後に彼のことを拾った(あんまり語弊がナイ)お兄ちゃんが中心になっているエピソード。
次回まで続きます。
まあ、次回分はちょっとカリスさん寄りになるけどね。
しかしなぁ、カリスさんばっかりでこんなに延々と話を続けられてもなぁ、といっても剣崎くんでこんなことやられたら、青春まっしぐらすぎてあれですね、「ヒーローどこ→?」という気持ちに陥ること間違いなしですが。
シンプルなヒーローに絡むのは子どもだろうなぁ。
(レギュラーってのならありだろうけどね、自分で答えに辿り着く。)


音楽業界の有名人をお父さんに持って。
その束縛を受けたくないと路上ミュージシャンをやったり、なんか廃屋? みたいなところに暮らしてたりするんですが。なんでカリスさんが帰るとこないとあんなにきっぱりはっきり思ったのか言ってみろ(お約束には突っ込まない)。


ところがなんかそのお父さんは、彼のお兄ちゃんが死んだから経営に加われとか。
路上ミュージシャンなんて誰かがやってた二番煎じだとか。


んでもって、その言葉を受け。
廃船を使って「海上ライブ!」とか言い出します、誰もやってないからですってさ、、、正直なぁ、あの船が燃えた時になんかちょっとほっとしてしまったというか。
海の上に誰が見に来るのというか。
寂しい船出になったろうなぁというか。


まあいろいろですよ。
ブレイドって、子ども、じゃなくて若者たちは多分ちょっと幼いくらいで相応な態度なんじゃないのかと思うんだけど(あんなでしょ?)、非常事態、人が死ぬくらい、とも考え合わせるとそこそこ頑張ってるかもしれないくらい。
まあヒーロー番組としては、それで出発点だけどね。


年嵩のはずのキャラクタの言動がなんか酷いんだよなあ。。。
あんまり重要だと思ってなくて、事態を動かすための(軽重は置いといて)敵対的な「障害」なのかもしれないけどね。
そーするとエピソードとの兼ね合いがなんか悪い、よーな。




この話では、青年、カリスさんに声を掛けた眼鏡にーちゃんが間違ってるというか。
「子ども染みている」という雰囲気で話が進んでいくんですよね。


まあ確かにそうだよね、でもその場合、父ちゃんがあんなでいいのかよ。;
社会的地位がある勘違いちゃん、なんちゃってクリエイターに見える...orz
うんまあ、そこまでは雑感なんですけどね。
思春期青年に見事に対抗するみたいな台詞はちょっとないじゃんかと。
わかりやすさなのかなぁ、「あいつはいつでも仲間を作りたがるんだ」(byパパン)みたいな。いやいやいやいや、青年が友人作るのは普通のことだから。むしろ今までの友人らをそうして全否定するみたいな切捨て方してきたから、あんな距離感のおかしい(カリスさんも変に思うべきだ)青年になるのと違うだろうか。


ある意味で、とてもリアリティに溢れてる気がします。
似た者親子だなぁ。




むー、単にカリスさんの「孤独」を強調するためだけでもいいですがね。
しかしそうだとすると、ちょっと懲りすぎな気もしますよ。
もうちょっと進展して、次回まで話は引っ張られます。