#13 疾風のごとく

ここからしばらくクァンミ城主、というか“青龍の化身”の話なんですが。
実はここ数話くらい立て続けに見た挙げ句にさらにもう少し後の話なんぞも見てしまっているので記憶が混ざっているかもしれませんが、ご容赦下さい、せめて少しでも、とレビューサイトとか見てるんですが「天と地の間に、どばーっ」とか玄武の師匠がほざいてたのが一体どの回だったかがどうしても判明せず(そりゃ、触れる必要が全くないから)、私は師匠のことがなぜかとても好きなんですが。
どうして優しくて頭も良くて裁けてて、時々すごくいいことを言うし、王さまのところに駆けつけたシーンとか神秘的だったのにあんななんでしょうか、まあいいけど。
別にいいんですが、でなきゃスジニはちゃんと育ってない気もするしな。
(というか、結局どの回かわからないんですが、まあ良しとして下さいまし。)


まず兵隊を集めて出発するところから始まり。
途中の城をほとんど駆け抜けるようにして維持のみをし。
しかし、最終目的である造船所であるクァンミ城主がとってもとっても強いので、なんか一人で何百人と一気に薙ぎ倒すので、味方すら近づかない、という相手らしく。戦略もなにもないというか、まあ、≪神器≫の力なんでしょうがなんで疑問に思わない、周囲。
とりあえず、攻めてみるっぽいんですがどうなんでしょうか、勝てるのかしら。
というか、今までかなりゆっくーりと話が進んできた印象なんですが、いざ戦に入ってみると展開が速い、王さまがそういう志向なんでしょうな。戦力差での圧倒が無理だから(戦術的には一番よろしい)、策略を打つのだし長期には向かないよな。
あと、キハさんが自殺しようとしたんですが、もう話し合えないのかなぁ;

#12 来訪者(前編)

すごく正直、前々から匂わされていた薪さんと“親友”の顛末というか、なにがあったか、ということが始めて明確に語られたのですが、なんつーか、、、これだけ? と思っちゃったの私だけではないですよね。かつての親友が連続殺人犯の頭を見て、そのデータを全て破棄しようとシステムを破壊しようとして。
それを止めようとして薪さんが彼を射殺、というのはうーん。
なにもそこまで、とは思わないでもないものの、別に薪さんが悪いとも思わないし、親友を殺したということ事態はどんなきっかけでも辛いに決まっているし。まあ、もうちょっとさっくり誰かが青木くんにこの件を教えてくれててもいいよな、という話ではありましたが。
(つーか、まだなにか隠れているっぽいのかな? その辺よくわからん。)


今回の事件は9人の少年がほとんど一日のうちに連続して自殺、その原因を調べる、という内容で、わりと簡単に経歴の中から少年院に同じ時期に入所していたよ、ということが判明、それぞれの死因としては自分がもっとも恐怖に感じる映像を見。
そこから逃れようとしての死、ということになるようです。
ちゅーか、普通の捜査だとまずありえないとは思うんですが、彼らが「幻覚」を見ていても皆、ごく当り前のこととして捉えてるんですよね。なんつーのか、幽霊を信じているということでもなく、それを現実の視覚として作り出す人間の脳の働きに慣れている、ということになるのかなぁ。
で、薪さんはその中で一人顕著な反応を見せる青木さんを叱りつけ、引き摺られるのならば辞めたほうがいい、とまで。しかしまあ、厳しいというか、それもそれでわかるよね。
本当に見なきゃならないのは、その奥にあるものだ、と言われて奮起するのですが。

#12 戦いの準備

なんというか、この期に及んで死ぬほど笑うような事態になるなんて正直さして予想してませんでした、王さま、ちょっといくらなんでも酷いよww それにしても、まだ一応は過去の弟分への未練あったんですねー、ホゲさん。むしろちょっとホゲさんのために良かった、と思っちゃいましたよ、タムドクさんはどうせ逞しく生きてくよ。
騎馬隊から「ホゲ軍への従軍を!」と迫られて、どうしよっかなー、と考えてたらものすごく利用しやがるし(ここまではいいと思います)、その伝令に「キハも一緒だよ」と伝えさせるのは本当に火天会の策略なんでしょうか、王さまのせいじゃなくてもいくらなんでも間が酷すぎる、あんまりホゲが頭悪いこと言ってるので、これじゃタムドクさんも王位譲れないよなぁ、とか同情していたんですが、、、同情して損した?


まあなんでも、≪百済≫に青龍の神器がある、という噂があるらしく。
だったら男らしく真っ向勝負で戦争を仕掛けましょう、だって祖先の恨みがあるし、という頭脳部分置き去りの展開、ちょっと待って、ホゲ父とか火天会とかどうなんでしょうか、別の意図で操ってるのか過信しているのか。
でもスジニの師匠の戦力見立てのほうが正しいと思うんですが、いいのかなぁ?
じゃ、せめて東百済と西百済の分断作戦を、と王が考えようとしたところ、多分男らしくないという理由で反対されたんじゃないでしょうか。この話のなにが嫌って、これだけやってリアリティある描写だからでしょうか、あるよなぁ、こういう集団意識。。。
つーか、仲良く二人で国を治めればいい、というか、本当に細々としたこと好きなんですね、タムドクさんのほうは。鍛冶屋や補給に関してもちょっとずつ準備が整ってきているのですが、見てて飽きないw いい人だけどナチュラルに酷いなぁ(どっちよ)。

#11 その首に手を出すな

ちゅーかこの話結局、「犯人」は特に妨害はやってなかったよ、ということでよろしいんでしょうか。まー、小さな村の村の女性の暴力亭主が包丁で殺された事件に“第9”が捜査に乗り出してくるってちょっと想像しにくかったのかしら。
いやまあ、別の事件に関わってる、と説明されてましたがちょい違和感あったかなー。


学会帰りなのに扱き使われて(ひどいw)、交通の便も悪い村から一人の男の死体を持って帰るように、と言われた青木さん。したらまあ、まずクーラーすらろくに働かないっちゅーか、近くの警察からの迎えは来ない、民間人の車(嫌がったとも)を借りて夜の雨の山道を行くも、脱輪するわ、村の青年を迎えに行く、と言ったおばちゃんは帰って来ないわ。
あくまで必要なのは頭だけなので、首を切って走って運ぶ、という、、、暴挙だよな、さすがにこれは(理由はわかってますが、なんか死体損壊罪になりそう;)。
ヘリで迎えに来てくれるよ、という地点まで疾走。
するもライフルを持った被害者(暴力亭主)の逃げた奥さんの幼馴染やら兄やらが追いかけてくるという、正直、彼らは誰が犯人かとかよくわからないまま、とりあえず犯人なんか判明しないほうがいい、という意識のみだった模様です。
結局その後、なにかお咎めとかあったんでしょうかね、動機はまだともかく、青木さんまでかなりヤバかった気もしないでもないんだけどなあ。
基本的にこの回は事件がどうの、というわけでもなく、ひたすら「死体」を運ぼうとする青木さんと、わざとなのかそうでないのかすらわからない(偶然の部分とか、悪意ないけどひどい部分とかあったよなぁ、48時間とかあんまり意識ないんだろうし)村の様子、というだけだった気もしますが、まあ面白くないわけでもなかったですけどねw

#11 天の裁き

「天の裁き」とやらでざっくりとホゲがタムドクの胸を突き刺そうとしたところ、すでに“朱雀”の化身と認められていたキハが剣を奪い取って先に突き立ててしまい、どういうわけか剣は溶けるようにして小さくなってしまいましたと。
で、ホゲ父(と火天会も?)が言い出したのはどこですり替えたのか! という内容。
さすがに衆人観衆の前で奇跡が起こってると反論はしにくいらしく、こっそりと裏で、そして王位は暫定的にタムドクさんのものになり、完全に王位を手にするには朱雀と“玄武”の意見が別れているので残りの青龍と白虎の神器を探せ、ということに。


つーか、玄武のコムル村も正式に王宮に入るのか、まあ、火天会並みにお役立ちの組織ですが(そしてだんだんスジニの師匠が好きになってきたw)。そしてどういうわけなのかキハはその後眠り続け、ホゲがたまたま抱きしめたところを見てスジニが誤解をする、という、えーと、別にこの人物関係だと特に少女マンガでもないのか、いや、そうでもないか?
ベタですがよろしいと思います、そしてスジニが神出鬼没でも気にしません。
しかし実際、スジニとキハのどっちが“王”を選ぶことになるんでしょうね、あと、ホゲってのも本当になんの地位もないんでしょうか。まあ、特に怪異はないんですけども。
今のところ目覚めたのは王の怒りに触れた玄武のみ、すでに出てきているらしい白虎も朱雀もなんらかの形で目覚めるのか、あ、でも朱雀が一番先に駆けつけるんでしたっけ、どうなるのかなぁ。単に出会っていればいいのか。
鍛冶屋の女性と、それと縁のある傭兵集団がようやっとタムドクとの道が交差、あー、今までちょっと長かったような気もします。スジニが縁はあったけどね。
正直、意味が取りにくい回もあったんですが、こうなると面白いよなぁ。

#10 箱の中の鼠

えーとこう、いくら死刑囚っつっても恐怖実験みたいなことしていいのかしら、、、と思ったんですが単に囚人たちの間に噂を流しただけかー、確かに微妙な。
つか、いくらなんでもそのくらいで何人も死ぬとは思いにくいんですが。
最初に一人、特別に感じやすい囚人が死んで、それ以降はその「死」そのものに反応したと考えるとまあ理屈が合わないわけでもないのかな?


いきなり最初からネタをばらしていますが、なんとなくこの話は最初からそうかな? と思わせる部分はあるのではないかと、で、それに“第9”の捜査官がいつ気付くのか、ということが気になるわけなのですが、なんとなくわかっても証明のしようがない部類なんじゃなかなぁ、それに、いくらなんでも外部から仕掛けられたってのはむしろ警察官だからこそ考えにくいような気もしないでもありませんしねぇ。
わりと定番の「嫌味なことを言う」系の上司が登場し、薪さんに釘を刺し。
そんなところに死刑囚が連続して死亡する事件が発生。ぶっちゃけてこう、誰もいなかったはずのところで唐突に、となったら自殺が疑われて当然なのですが、何人も続くとなるとそう考えにくいというのもやっぱりわからんでもない。
だからこそ、仕掛けた側としては自信たっぷりに、まだわからんのか、と言っていたんだとは思いますが、仕掛けといて言うんじゃねぇって気もw
死んだ死刑囚の脳には様々な“化け物”が映り、彼らを追い詰め、ちょっとした瞬間に噴出し死を招く(そして案外それ自体は監視を強化しても止められない)、推理で気付くのではなく、ちょっとずつ状況を積み立てて、というこの話に合ってたとは思いますが。
お前が言うなってのはやっぱりどうしても思ったなぁ、捜査側だろおいw

gp17「正義ノツバサ」

んー、なんというのかなぁ、毎年定番の新キャラ登場の時期になると、受け入れやらなんやらで結構ごたごたした雰囲気になるのですが(3人+2人追加だった去年はそうでもなかった気もしますが、正直5人戦隊に慣れているとちょっと寂しいんだよね3人、という意味だった可能性はあるかも)、今回はニヒル美形な兄ちゃんと、毒舌系のアイドルもどきの妹ちゃんと、それぞれがアニメ声でそれが違和感ないくらい整っていて。
そして戦士になる前から二人ともが“不思議な力を持って”いて、そのせいなのか極端に閉じた世界を醸し出していて(つーか露骨な演出とも言う気はしますが)(戦隊はわかりやすいのがなによりですので、それ自体は全く構いません)。
さらにマシンに引き続き、ゴーオンジャーがまるで適わない実力を持っている、そして嫌味系というか、弱いのに無茶するな、とさっくりと言ってきてくれるという。
そしてさらに「次の敵はお前たちには適わない」と警告に来て、実際にそう展開。
さらに目の前で実力を見せ付けてくれて、トドメと釘を刺して去っていくという。
(とはいえ、一般人が巻き込まれてるのなら負けても意味があると思うっす。)


濃いというか濃すぎるというか、1話でここまで進展してしまった場合、拒絶反応が出たところで(出るだろうなぁ)、何週か目にはすでに慣れていそうな気もします。
にゃ、今のところここまでしか見てないんですが、そして今年は感想とか全然除いていないんですが、これはさすがに嫌だって拒否る人も出るんじゃないかなぁ。
黒も一応は嫌味系だったけど、なにもかもが間抜けな上、口に出した端からボロが出てる場合、もはやカウントに入らないよね。ちゅか、すでに安定してるところに新しいモノが来たらそりゃ荒れますわな、荒れを大前提に作ってる辺りいいんでないかなぁ?